今回は、カジノホテルに関係する建設中のある施設のお話。
ラスベガスで現在進行中のプロジェクトは様々あります。
例えば、コンベンションセンターへ繋がる新交通システム(イーロン・マスクによる地下道を電気自動車で移動するというモノ)やマジソンスクエアガーデンとヴェネチアンが共同で建設中のMSG Sphere Las Vegas等。
今回は後者のマジソン・スクエア・ガーデン・スフィア・ラスベガスについてお届けします。
この施設は、音楽そしてエンターテインメント全般用の球形のアリーナです。
地球をイメージしており、高さは 360フィート(約110メートル)、直径は 500フィート(約150メートル) キャパシティは17500予定。
球の壁面にはディスプレイが施されます。
またこの球体という形状がいまだかつてない音響、映像に関しての演出をしてくれるというのです。
EDM系のイベント等ではかなり映えそうです。
場所は、ベネチアンの東側になります。ウィンホテルの南側とも言えます。
ストリップからやや距離があるもののモノレールのルートに近いので将来的にはそこと繋ぐ可能性も。
ちょうど今年の初めにトップのアデルソン氏が亡くなり、サンズグループ(世界的なリゾート会社)がベネチアンを売却するというニュースがありました。
事実上サンズ社がラスベガスを撤退するという表明でした。
そのサンズ社とNYのマジソンスクエアガーデンの共同プロジェクトがこのスフィアだったのです。
それで、このプロジェクトはどうなるのかと一瞬 不安視されましたが、サンズ社からベネチアンを購入した投資会社VICI社とAPOLLO社という2社が存続予定。
現在、鋭意建設中です。
今回コロナの影響で、完成予定は2023年と再発表されています。
マジソンスクエアガーデンと言えばライブコンサートの殿堂。ラスベガスでもそんな伝説のライブが行われる日が楽しみです。
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