目まぐるしく変化するラスベガスのカジノホテルをアップデートしてまいります。
何と、ネバダ州カジノ規制局によるとネバダ州にあるカジノ業界の4月の粗利益は$10億3900万で、2か月連続で$10億を突破しました。
2019年4月の$9億3600万を超えており、売り上げ的には完全復活しているといいます。
ネバダ州のカジノシティは、ほぼ2つしかありません。北に位置するリノとこのラスベガスだけです。
確かに4月~5月は、1億円越えのスロットジャックポットが5回も出ているラスベガス。完全復活と云えると思います。
コスモポリタン、サウスポイント、ベネチアン、D ホテル、そしてウエストゲートと続きました。
ウエストゲートはあまり日本の方には馴染みが無いかもしれません。
旧称ラスベガスヒルトンその前はインターナショナルホテル(エルビスプレスリーの長期公演で有名でした)
今回は、ストリップからダウンタウンまでコロナ禍によって変化した部分に焦点をあててみます。
まずは、このコロナ禍中に、3軒の新しいホテルの誕生というお話から。
最初はサーカ(Circa)。ダウンタウンの the D カジノホテル系列です。ダウンタウンラスベガスでは一番目立つホテルです。
そしてバージンホテルズ・ラスベガス。
そして6月24日にリゾートワールド・ラスベガス。この時期のオープンはそれぞれに大変だったと思います。
サーカは、巨大スポーツブックとイベントも開催できるプールが売りです。ダウンタウンの中では一番リゾート感があります。
バージンはカジノ、ホテル、レストランのバランスが良く、リゾートフィー、駐車場代無しでリーズナブルに宿泊できます。
リゾートワールドはこれからのオープンですが、ヒルトンがオペレーションするホテル・ルームとカジノ、そして5000キャパのシアター、ナイトクラブが売りになると思います。
ホテルの施設の中で一番影響を受けたのはバフェと呼ばれる好きなものをピックアップ出来るレストランです。
ラスベガスカジノホテルの名物でもあったこの施設は昨年の3月末に全て閉鎖となりました。
昨年ストリップではウィンホテルがお客様のリクエストで給仕するスタイルで一時復活したものの閉鎖。
その後ストリップでは、今年に入ってコスモポリタンが一番最初にバフェをオープンさせました。
続いて先週、最大規模と云われるシーザーズパレス、そして今週MGMグランドもバフェをオープンさせました。
ローカルでは早々から、サウスポイントがバフェ営業を開始しました。
ローカルで一番大手のステーション系列は、バフェを完全に閉鎖する方針のようです。
それぞれに思惑があるとは思いますが、このバフェが一番痛手を被ったのは間違いありません。
そんな事で、様々なアップデートはまた次回!!
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